もぐらの冒険特別企画“「生きる」とは”
子どもの遊び場を開いて10年余り。その中で多くの人と出会ってきました。 子どもにとって遊びとは生活そのものであり、生きることそのものであると考えて活動しています。 では、大人にとってはどうでしょうか?
コロナ禍で私たちは生と死にどのように向き合ってきたのでしょう? 親しい人たちとどう向き合ってきたのでしょう?
ますます激しい変化が予想される現代に、これからを生きる子どもたちがたくましく歩んでいくためには、まず私たちが「生」を見つめ直し、生きることの豊かさや、自分を肯定する力を共有することが必要であると考えます。
多くの方々と議論し、社会全体で子どもたちの「生きる力」を育む市原を目指したいと思い、このイベントを企画しました。
以下、イベント内容詳細です!
まずゲストスピーカーに話していただき、そのあと、参加したい人で話せたらと思っています。 もちろん聞くだけでの参加も歓迎です。
全てのセミナー、参加費各回500円/18歳以上一人あたり です。
①2023.6.18(日)10:00~12:00 (ウエルシアコミュニケーションセンターいちはらにて)
テーマ:「死」を語ろう ★定員20名 中島浩籌氏(河合塾COSMO講師、元大学講師)をお招きして、死にまつわるおしゃべり会を行いました。
②2023.8.6(日)10:00~12:00 (ウエルシアコミュニケーションセンターいちはらにて) テーマ:「うまれる」を語ろう ★定員20名 本間綾乃氏(助産師)をお招きして、出産、生まれるということ、性ということについてのおしゃべり会をしました。
③2023.10.22(日)10:00~12:00 (ウエルシアコミュニケーションセンターいちはらにて) テーマ:「親子愛」を語ろう ★定員20名 ゲストスピーカーは玉川ひろ子氏(久留里カトリック幼稚園園長先生)。親子の間に築かれる“愛”とは。親であることがちょっと苦しかったり難しかったりする人は、なにかヒントが見つかったかもしれません。
④2023.12.17(日)10:00~12:00 (もぐらの冒険開催場所…市原市青柳641 にて) テーマ:「自然」を感じよう ★定員20名 小倉哲氏(もぐらの冒険主宰)と、バードコールを作るワークショップ。人は自然の中でどう生きているかを感じる内容でした。
⑤2024.2.23(祝)10:30〜14:00(会場:市原市立明神小学校体育館!受付開始10:10から。)
「夢みる校長先生」上映会+出演先生との座談会
テーマ:「教育」を語ろう ★定員200名
「夢みる校長先生」に出演されている原口真一氏(元中学校長)をお招きして、「夢みる校長先生」を鑑賞した後に、原口氏と座談会をします。「自己肯定感を育む」とはどういうことか?教育現場や大人ができることはなんなのか?考え合う時間とします。
※明神小学校…市原市姉崎1850
無事に「ゆめパのじかん上映会」を開催できましたこと、ここに心からの感謝を申し上げます。
参加者のみなさんからは「とてもいい映画だった」「市原市にも“ゆめパ”のような場所がほしい」「市原市の未来に希望が持てた」等、たくさんの感想をいただいています。
当日は雨天ではありましたが、「雨だったから予定が変更して来られた」という声もあり、110名ほどの来場者数でした。
こどもたちが遊べる「ぷれいすぺーす」は大賑わいで、塗り絵や実験あそびなど、こどもたちが思い思いに楽しく過ごしていました。
御協賛先の方々の展示パネル45枚が見応え充分で、みなさんとてもよくご覧になっていました。
市原市内に、これだけの方々が「こどものこと」「子育てのこと」を考えてくださっていると思うと、
とても心強いです。きっとご覧になっていた方々も、そう感じたことと思います。
映画は鑑賞中に涙を流す方もいらっしゃり、みなさんの心が動いていることが伝わってきました。
こどもが「生きている」ということ、悩みもがきながらも懸命に今を過ごしているということが尊重されている「ゆめパ」。
そのこどものそばにいる大人も、悩み迷いながら、それでもそばにい続けている「ゆめパ」。
そんな姿を通して、感じること、考えることはたくさんありました。
もぐらの冒険の立ち上げのルーツにもなった「ゆめパ」を、みなさんと会場で実際に映像で観ることができ、とてもよかったと思っています。
市原市に、「ゆめパ」のような「こどもの居場所」を作りたいという想いを改めて持ちました。
このような上映会を開催できましたのは、わたしの想いに共感してくださり、力添えをいただいたみなさまのおかげです。
ご協賛くださった方、準備から一緒にやってくれた仲間たち、当日のお手伝いをしてくださった方々、「行かれないけど応援している」という連絡をくださった方々…
本当にたくさんの方々に支えられているからこそ開催できましたこと、感謝申し上げます。
「もぐらの冒険」は、この上映会を「感動した」で終わらせず、これからも地域に貢献し、社会的課題を解決できるような活動を続けていきますので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
このイベントに関わってくださったみなさまのご健康とご多幸をお祈りしております。
本当にありがとうございました!
コロナ禍はいろいろなことを見つめ直し、考え直すきっかけを与えてくれました。
我が家のこどもたちは、保育園に通っています。
来年度は長男は小学生になるので、学童にも通うことになります。
保育園や学童は、誰のための場所なのでしょう?
登園自粛やマスクの着用は、大人の理屈や社会の都合が優先されていたと
一番強く感じたのが、学童や保育園ではなかったでしょうか。
こどもが集団で学ぶ権利、こども同士楽しむ権利が守られるべきなのに、
大人の理屈や社会の都合が優先されてしまいました。
こどものコロナ疾患による死亡率はゼロです。
こどもにマスク必須を求めることは本当にこどものためでしょうか?
こどもの成長を願って、習い事をたくさんさせたり、
厳しく躾けたりすることがあります。
それって本当にこどものためでしょうか?
自己満足になってない?そうだとしたら、おとなのため?
おとなにもおとなの都合があります。
だから「おとなのため」がすべて悪いことだとは思いません。
でも、そこを丁寧に振り返って、これは本当にこどものためなのかな?と
ひとつひとつ考えることが必要だと思うのです。
こどもにも選択する権利も、考える権利も、主張する権利もあります。
それをおとなは保証しなくてはいけませんし、守る義務があります。
考えましょう。