モットーは「遊ぶことは生きること!」


もぐらの冒険

本来、子ども達は、たくさんの大人に見守られ、関わられ、育っていくものです。

しかし近年、遊び場の減少や核家族化、地縁の希薄化などから、特に若い親世代は、我が子だけを育てている状況が多く、何かあったとき、基本的には、親が自分だけでなんとかしなければならない、と感じさせられることが多いのではないでしょうか。そんな親の孤独や苦しみは、誰かと共有したり相談したりすることができにくい現状です。

子ども達は、居場所が少ないために、自分の思うことややろうと思ったことを実行できずにいたり、「怪我や危険なことをさせないように」と大人に必要以上に守られることで、力の限界を知る機会が少なかったり

そういう中で育つ子どもは、自分で選択すること、自分の考え・存在に自信を持つことが困難となりがちです。

そこで!

この「もぐらの冒険」が開催する遊び場を通して、大人と大人が繋がり合い、支え合うきっかけとなることを目指しています。自分だけではなく、多くの大人との関わりの中に子どもがいると感じられることで、心に余裕を持って、子どもに向き合えるのではないでしょうか。

子どもが育つのに大切だと思うことは…

遊びの中で、

◎やってみようと挑戦してみること

◎どうやったらできるかな?と試行錯誤してみること

◎泥のとろとろとした感触、土のにおい、水の冷たさ、火の燃える音五感で、身体全部で感じて過ごすこと

 

子どもたちのやりたい気持ちだけでやろうとすることは、危険なこともあるかもしれません。もしかしたら、その過程で怪我をしてしまうかもしれない。そんなとき、傍にいる大人(親だけでなく、地域の大人)が一緒に心動かし、探り、見守り、楽しむこと。その経験がその子をひとまわりもふたまわりも大きくすると周りの人が信じること。そんな大人たちの中で育つ子ども達は、信頼されている喜びを知り、「生きる」ことに繋がっていくのだと思うのです。

 

さまざまな世代の方が交流しあい、信頼できる人間関係の中、子ども達がのびのびと遊べて、大人たちが安心して過ごせる環境を作りたいと思っています。


もぐらの冒険

大人も子どもも、人は人と共に育ち、育ち合う

世代を超えた、人と人との繋がりを地域に作り、子どもも大人も安心して健やかに過ごす環境を目指します。